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アクションゲームの要素

酔いに任せて駄文を書く。

ショートコードで書かれるゲームや、プリミティブな要素だけでできているゲームなんかを見ていて、ふとアクションゲームの根幹をなすものとは何だろうかと考えたりした。
色々考えた結果、アクションゲームの根っこには2つの要素があるのではないかと考えた。

①ある対象を適切な位置に移動させること。
②タイミングよくボタンを押すこと。

この2つの組み合わせ、あるいは片方のみの利用で、アクションゲームは成り立っているのではないかと考えた。

①に関しては、抽象化しすぎてる感があるので、もう少し詳しく説明すると、
・ある対象から逃げる
・ある対象の位置に移動する
の二点がメインの要素であるように思う。
「ある対象から逃げる」というのはわかりやすいと思う。
避けゲーなどはこれのみで成り立っているといってもいい。
シューティングなども、弾幕ゲーなどはこの要素がメインで成り立っているし、
マリオなどのアクションゲームもこの要素が強いだろう。
「ある対象の位置に移動する」は少しわかりにくいが、アイテムを拾ったり、
シューティングなどで自弾を当てるために、敵に対して適切な位置に移動したり、
カーソルを敵に合わせたりすることを言う。
逃げることに比べると、こちらの要素をメインにしてるゲームは少ないように思う。

②に関しては、音ゲーなどが典型だと思う。
音ゲーはタイミングよくボタンを押すことがメインの要素となりゲームが成り立っている。
マリオなどでもファイアボールや、マントで飛ぶ際などはこの要素が出てくるし、
シューティングなどでも、タイミングよくボタンを押すことで、ボムや自弾を適切に使うことが出来る。

FPSなど複雑なアクションゲームも、①の要素、つまり敵に対して有利なポジションに移動し、敵にカーソルを合わせること、
②のタイミングよくボタンを押し、敵を倒すことの2つがゲームの根幹をなしているように思う。

もちろんRPGやシミュレーションなどはこの2要素に当てはまらないが、
アクションに関してはかなりのところを語れるのではないかと考える。

特にミニゲーム的なものを考えるとき、この2点から出発し、
どのようにフレーバーを加えるか考えるというのも一つのやり方じゃないかと思ったりした。
(と言ってもフレーバーがミニゲームの本質を決めるので、
この手順でゲームを考えてもあまり意味はない気はする)